他の子との関わり
最近、葛西健康サポートセンターにある子育て広場に行くようにしています。
目的は、他の子どもたちとの関わりをもたせるため。
手つなぎあんよができるようになってから、公園に行く機会が増え、
そこで他の子どもたちと接する機会はあるのだけれど、
「関わる」というまではいかず、ちょっとかする程度。挨拶で終わってしまうこともしばしば。
いや、そもそも当初はそういう目的で行ったわけではなくて、
公園にちょっと飽きてきたし、外暑いから室内で遊ぼっか~という軽いノリで行ったのです。
そしたら、息子の「子ども慣れ」してなさが顕著に出ました…。
まず、子育て広場の扉を開けて、固まる。
「なにここ…。すげえお友達いっぱいいるじゃん…。」
ヒャッホ~!という感じではありませんでした。
恐る恐る足を進め、子どもたちの後ろにようやくオモチャを見つけ、物色。
初めて見るオモチャに気持ちが徐々に盛り上がってきたところで、
早速オモチャを横取りされる事件発生…。笑
ちょっと月齢が上の子で、身体も息子より大きく、その子のママが
「〇〇くんのじゃないでしょ?みんなのだからね。順番だよ。」と言っても、
「〇〇の。〇〇の。」と頑な。
息子はビックリしてしまった様子で、しばらく無言で見つめていましたが、
その少年がオモチャを上手に扱うと、ニコッと笑って、パチパチと拍手をしてしました。
息子も手を伸ばしたものの、その子はどんどん自分のほうにオモチャを寄せ、完全に横取り状態。
泣きも反撃もせず、すっと身を引く息子の姿に、お母さんはとても切なくなりました…。
その後、息子は他のオモチャでしばらく遊びましたが、
入室から15分ほどで、「ここは俺のいる場所じゃないな」と言わんばかりに、
出入り口のところへ行き、靴箱から自分の靴を取り、履きだしました。(履けないけども)
さっきの切ない過程を見てしまったので、
「よし、外で遊ぼう!」と私も切り替えて退室。
息子にとっても、私にとっても、ほぼ初めての子育て広場。
母子2人だけでは体験できない、色々な関わり合いが持てる場所。
きっと保育園に通っている子たちは毎日のように経験しているであろうことを、その日初めて経験して、
「他人との関わりを経験させなければ!」と思いました。
そして今日も行ってきました。子育て広場。
やはり息子は入室早々に出入り口の方へ向かい、外へ出ようとしました。
が、今回はもっと人慣れしてほしかったので、退室を私が拒んだところ、大泣き。
おいおいそんなに辛い場所かい?と、なだめていたところに、
「〇〇ちゃ~ん!これ面白い音が流れるよ~♪これで遊ぼう~♪」
絶妙なタイミングでオモチャを持ってきてくれたのは、保育士さん!
ここの子育て広場は、数人の保育士さんが常駐していて、細やかに声をかけてくれたり、遊んでくれたりします。
その手が今、息子と私に差し伸べられたのです!!!
差し出されたオモチャは、ボタンを押すと音が鳴ったり、ブロックが入る穴が開いていたりする知育系。
日頃、息子が慣れ親しんでいるオモチャでした。
そのオモチャを見たら、息子の機嫌は一気に直り、
さらには部屋のちょっと奥(あまり騒がしくないところ)への移動を促してくれたおかげで、
息子は落ち着いて遊ぶことができました。さすがプロ。たまげた。
徐々に笑顔が増えた息子は、他の子やママにオモチャを渡したり(無視されてもめげない笑)、
積極的に室内を歩き回ったりするようになりました。
ときどき愚図って、抱っこ抱っことなったのですが、そのとき他のママが、
「最初は皆そうなりますよね~」と言ってくれたのが、やけに私の心を軽くしました。
つまり、慣れれば大丈夫、ということ。
もっと色々な経験して、色々な感情を持って、色々な表現をして、色々な対処をして、乗り切ってほしい。
今後は週3くらいで行こうかなぁ、と考えています。